アイスコーヒーとコールドブリューコーヒー

いつも河原町商店街をご利用頂きありがとうございます。
今週の担当は「カフェマル」の井形です。

先週の大友院長の「RICE」のお話しの次は「ICE」の話です。

仙台も梅雨明けをし、暑い日が続いております。
晴れた暑い日に飲みたくなるのが「ICE COFEE」ですよね!

今日は「アイスコーヒー」のお話です。

アイスコーヒーは日本発祥とも言われています。

日本でアイスコーヒーが飲まれるようになったのは明治時代。
大正時代には喫茶店のメニューに登場し始め、当時は「冷やしコーヒ―」と呼ばれていたようです。けっこう、歴史のある飲みものです。
今でも大阪では「レイコー」という呼び方がされていますが、この名残かもしれませんね。

海外で「ICE COFEE」と言っても通じません。
実際注文したところ、コーヒーにアイスクリームをのせたもの(コーヒーフロートみたいなもの)が出てきたという話もあります。本当かどうかわかりませんが・・・

アイスコーヒーという日本語を英語にすると「ICED COFEE」になります。
文字通り冷やしたコーヒー。

同じアイスコーヒーでも、最近よく見かけるのが、「COLD BREW COFFEE(コールドブリューコーヒー)」です。

先ほどの「ICED COFFEE」と「COLD BRWE COFFEE」は別物です。

COLD BRWE COFFEEも冷たいコーヒーということでは同じですが、一般のアイスコーヒーとは抽出方法が違います。

ポイントはスロー抽出。
一般のアイスコーヒーは、通常、お湯で抽出したコーヒーを氷で急冷して作ります。
まさに「ICED COFFEE」です。

COLD BRWEは低温抽出という名の通り、水で抽出するのが特徴です。
そう「水出しアイスコーヒー」と言われるものがCOLD BRWE COFFEEなんです!

低温でコーヒーを抽出するには8時間から12時間かかります。
ゆっくりじっくり抽出するぶん、苦みや渋みが出にくく、すっりきでまろやかな味わいになるのです!
このCOLD BRWE COFFEEの抽出方法を考案したのは、京都にある喫茶店のマスターだという説があります。こちらも日本発祥。

そんなCOLD BRWE COFFEEは自宅でも簡単に作ることが出来ます。

1,粉:水=1:25で用意する。
 コーヒー豆(粉)80gに対して水1000ml。
2,コーヒー豆(粉)をお茶パックや水出し珈琲用パックに入れて、水を注いだ容器に入れて冷蔵庫で8時間~12時間冷やす。
3,出来上がったら、コーヒーパックを取り出す。
以上。
とっても簡単です!

今年の夏は自宅で「COLD BREW COFEE」を飲んで暑い夏を楽しみましょう!

ありがとうございます!
カフェマル井形でした!

来週もお楽しみに!